NEGI

鳥取県は全国でも有数のねぎの産地で、県産の白ねぎは太くて柔らかい、甘みがあるなどの食味の良さが持ち味だ。
周年出荷による安定供給を大きな強みに、市場や飲食店の現場で、日々の食を支える“縁の下の力持ち”として欠かせない存在となっている。
今回は鳥取にUターンし、就農したISAMUさんに話を聞いた。

ISAMUさん 米子市生まれ

就農して5年目になります。もともと家族に農家がいたわけではありません。以前は神戸で青果を出荷する仕事をしていました。さまざまな生産者さんと関わるうちに、次第に「作る側」に興味が湧いてきたんです。

帰省した際に知り合いに相談すると、「ねぎがいいよ」と勧められました。
マーケットが大きく、収入が比較的安定していること。県内にねぎ農家が多く、“先生”がたくさんいることなどが大きな理由でした。家族には「大丈夫なの?」と心配されましたが、反対はされませんでしたね。

10月頃のねぎ(撮影時)は、例年あまり出来が良くならないことが多いのですが、今年はとても上手く育ってくれて正直うれしいですね。ねぎが同じ背の高さでずらりと並ぶ風景は本当に壮観です。ねぎは育つのにおよそ7か月ほどかかり、収穫は年12回。一年中ねぎが収穫できる地域は、実はそれほど多くないんですよ。

現在は県内だけでなく、青果の仕事をしていた神戸方面にもご縁をいただき、出荷させてもらっています。農地はまだまだ狭いですが、これからもっと広げて頑張っていきたいですね。